一安心?再度低下基調で落ち着く長期金利。

217日の長期金利は再度急低下し、0.385%で取引を終えました。

午前中は0.450%とやや高めであったものの、財務省が実施した20年物国債の入札が好調であり、国債の需要が底堅いと認識されたようです。

 

債権市場は今年に入ってから、乱高下が続いており、本格的な金利上昇に入るか、と危ぶまれていたところ、好調な入札により、当面の不安は払しょくされた形となります。

 

国債は、120日に史上最低の0.195%を記録。そのあとは、上昇基調に入っていました。

日銀が国債を大量に買い付ける結果、じりじりと金利は低下し続け、国債市場のメインプレーヤーである金融機関は収益を出すことが困難となり、国債市場から退出しつつあります。

国債市場の厚みが損なわれた結果、金利は今後上昇局面に入るのではないかと危ぶまれていました。

 

ただ、結果としては、金利が上昇する(価格が下落する)のであれば、まだまだ国債を保有したいと考えている投資家が多いことが217日の国債市場で明らかとなり、今後しばらく国債市場は低位安定することが見込めるのではないでしょうか。

 

10年物国債の金利は、住宅ローン金利の指標ともなり、市民生活にも影響が大きいため、今後の金利動向も気になるところです。

また、今後金利が高騰し成長率を上回ることになれば、政府債務の圧縮など、夢のまた夢。社会的な安定性も疑問視されることになるでしょう。

 

日銀が国債を買い入れているとはいえ、日銀は政府から直接国債を買い入れることはできないため、一度国債は市場に吐き出される必要があります。

日銀に買い入れられた国債の行方も気になるところですが、今後の国債発行現場も気になるところです。

 

 

 

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