米国の金魚のフン・日本の行方。副総裁になればよかったのに。

中国が中国を中心とした経済圏・「シルクロード構想」を作るべく着実に前進しています。

アジア開発銀行に迫る規模で年内にもアジアインフラ投資銀行(AIIB)が発足する見通しです。

 

415日に中国財政省が明らかにしたところによると、アジアインフラ銀行の創設メンバーは域内が37か国、域外が20か国とのこと。域外は主に英国をはじめとする欧州勢に占められるとのことです。

出資比率は経済規模によって決められるとのことですが、中国が最大の出資国となるとのこと。

 

当初時点では、米国の反対もあったため、このように多くの国を巻き込んでの大規模構想になるとは考えられていなかったものの、欧州勢を引き込むことに成功した今となっては、中国を中心とした強大な経済圏が作り上げられる見通しが強くなっています。今後、中国の運用手法次第で、正統性・正当性が問われることとなりそうです。

 

さて、こうなってくると、アメリカの金魚のふんのように反対姿勢を貫いた日本の態度が正しかったのか、ということが心配となってきます。アジアを中心とした一大経済圏ができるのであれば、批判するだけではなく、中に入ってキチンと組織運営ができるように監視をした方が良かったのではないか、と思われるからです。また、日本に対しては、AIIBの副総裁のイスを用意するから、参加してほしいとの打診まであったというのですから、それを蹴ってまで、アメリカの顔色伺いに終始したというのが果たして正しかったのか疑問が残ります。

 

ただ、米国と日本が不安視したような公平性の問題もあることにはあります。13日、中国はAIIBの創設メンバーから台湾を除外する方針を表明しました。台湾を自国の一部とみなす政治的圧力をAIIBの運営方針に持ち込んだことになります。これに対して日本やアメリカがどう反応するか、そして、このような問題に対しても外から批判するのが是なのか、内側からの働きかけが有効なのか、今後見ていく必要があるのではないでしょうか。

 

今後、日本が引き続き、単なるアメリカの金魚のフンでいるのかどうか、AIIBへの参加メリットを公正に判断して決断するのか、色々気になるところです。

でも、集団的自衛権などもそうですが、そんなに自分の判断を棚上げしてアメリカに着いていくんなら、いっそのこと、アメリカの属州にでもなればいいのにね。いや、もうそうなのかな。

 

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